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美しい狼
第16章 さ迷う羊
「夏目さん、やっと見つけた」

「光太郎さん…見つかっちゃいましたね」

「夏目さん…
 今から、どこか出掛けませんか?
 気晴らしに、美味しいもの食べて
 今日1日、リフレッシュ休暇に
 しちゃいましょうよ」

「えっ…でもまだお仕事が」

「日本人の良くない所です
 仕事ばかりでは身体にも心にも
 良くない!
 気分転換は大切です」

「そう…ですね
 1日ぐらい、イイですよね…」

片時も要様のお側から離れたくないと思う反面

光太郎さんの
気遣いが嬉しくて
今日だけは
イヤなこと全て
忘れられそうな気持ちになりました

涙を見て見ぬ振りをしてくれた
優しさにホッと安堵を覚えながら

また舐められていたら
きっと
私は要様の舌使いと
比べてしまって
余計悲しくなってしまったでしょう

身勝手な気持ちとは裏腹に
出掛けることを了承した瞬間の
光太郎さんの笑顔がまぶしすぎて
また少し目頭が熱くなりました

私たちは
私服に着替えて
出掛けることにしました
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