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お前は俺のxxx
第3章 誰⁉︎
「行こっか☆」
カバンからお弁当を取り出し、香奈の言う中庭へ向かった。
うちの学校は建築・デザインの高専のため、普通の学校とは違い、校内はとてもデザイン性がありお洒落なのだ。
食堂や売店は無く、2階建てのカフェがある。
定員制の学校なので、生徒の数も多く無い。
私と香奈はカフェに隣接したテラスに座った。
『結愛はお弁当?って、作ってきたの⁉︎』
「え?うん。生活費は抑えなきゃ、遊びにも行けないからね!」
『偉い〜☆香奈の嫁になって!』
抱きつく香奈を引き剥がしながら
「早く買っておいで〜。」と促すと走ってカフェに入って行く。
春の風が心地よく私は空を見上げていた。