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お前は俺のxxx
第23章 波乱の前兆⁉︎
HRも終わり帰る支度をしていると、クラスのリーダー【立花くん】が声をかけてきた。
『藤川ちゃん!今からカラオケで樹の歓迎会やるから!』
「え?」
『ほら。樹、今日から来たじゃん?
早く馴染めるように、クラスのみんなで親睦を深めようって話になったんだ!』
「みんな参加するの?」
『もちろん!参加♪ ほら行くよ!』
ど.ど.どうしよう…
颯太に言われたばっかりなのに…
「ちょっと待ってて?電話してくる。」
私は、教室のベランダに出ると颯太に電話をかけた。
♪♪♪〜♪♪♪〜♪♪♪
『まだ降りてこねぇの?』
「あ..颯太ごめんね。
何か、クラスで親睦会やるみたいで
今日一緒に帰れないんだ..」
『クラスでやるんなら仕方ねぇか。
それ、どこであんの?』
「駅前のカラオケだと思う。」
『ん。分かった。
結愛。言ったこと忘れんなよ。』
「うん。大丈夫だよ!」
颯太との電話を切ると「はぁ。」とため息がこぼれた。
約束したばかりなのに…
颯太と一緒に帰りたかったなぁ。
あの時以来、颯太はクラスのことを優先してくれるようになった。
学年も違うから、クラスメイトが気を使わないようにしてくれるんだ。