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お前は俺のxxx
第36章 不安に押し潰されて…
入学して初めての夏ーー
夏休みに入り実家に帰ってきている。
元々、数日間だけで戻る予定だった。
いざ帰ると…
パパはなかなか帰してくれない。
離れて生活しているから、
寂しいのは分かるけど…
地元までは飛行機で約1時間。。。
私は颯太と過ごしたかった。
『俺がお前を想うように、
家族は結愛を大切に想ってんだから。』
と颯太も了承しちゃうし…
ちょっと意外で少し寂しかった。
それでも地元の友達と出かけたり、海へ遊びに行ったりと楽しい日々を過ごしている。
颯太と出逢ってからは、一緒に過ごさない日の方が少なく、寂しい気持ちもあった。
颯太はまめな性格では無い。
電話はたまにくれるけど…
メールはほぼ一行だけ。
連絡が取れ無い日もあったりで不安になる。