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お前は俺のxxx
第38章 不器用な優しさ。
あまりの綺麗さに、私は彼女を見つめ固まっていた。
私の視線に気付いた彼女は、ニコっと微笑むと颯太に視線を戻した。
『それで何よ〜?』
『何?じゃねぇだろ…。』
〝 姉貴 〟
(え…?)
颯太は彼女のことを姉貴と呼んだ。
ビックリした私は、颯太と彼女を交互にみた。
綺麗な顔立ちや瞳は確かに似ていた。
『結愛。これ俺の姉貴。
三姉弟の2番目。』
私は慌てて、お姉さんにあいさつをした。
「あ..あの..は..初めまして!
藤川 結愛といいます!」
『あら?その声…』
私は首を傾げて颯太を見た。