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お前は俺のxxx
第43章 大きな存在。
俺がからかうと、結愛は顔を真っ赤にさせてシーツで顔を隠す。
色んな表情を見せる結愛に俺の想いはどんどん膨れ上がってくる。
他の男になんか見せんなよ?
嫉妬に狂う俺。小せぇ男だな…
カーテンから覗く空は茜色に染まっていた。
気づけばもう夕方だ。
朝から何も食ってねぇな…
結愛はいつも楽しんで飯を作ってくれるが、今日は帰って来たばっかで疲れてるだろうと、外に飯を食いに行くことにした。
俺はまこっさんに連絡を入れ、結愛とまこっさんの店に行くと、いつものように出迎えてくれた。
余程結愛のことを気に入ってんのか、嬉しそうに笑ってる。
〝 結愛ちゃんは俺の妹だよ 〟
あの日そう言ってくれた、
まこっさんの言葉が嬉しかった。
オーダーすると、結愛はトイレへ席を立った。
見計らうように、まこっさんは小声で話しだした。
『あのコトは心配すんな。手ぇ回しといたから。お前は、しっかり結愛ちゃんを守ってやれ。』
『手ぇ回したって何したの?』
まこっさんは、ニッと笑うと『大人の事情だ。』とだけ言いそれ以上は何も教えてくれなかった。