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お前は俺のxxx
第2章 入学式。


『あ!女の子来た〜。』


女の子達が私の方へ歩いてきた。
私と同じように、不安を感じていたのだろう。
女の子同士で集まっていた。


『初めまして!インテリアデコレーション学科の佐伯 香奈です。よろしくね!』


「初めまして。建築デザイン学科の藤川 結愛です。こちらこそよろしくね!」


女の子同士、それぞれ自己紹介をした。
今年の入学生は女の子が10人だった。


デコレーション学科は香奈を含め7人。
私と同じデザイン学科は2人だった。


建築学科・デコレーション学科・建築デザイン学科。女子のほとんどは建築学科以外のどちらかのようだ。
中でも、デコレーション学科の方が多い。


こういう専門分野を学べる学校は少ないのだが女子の入学希望者は少ないらしい。


臨時講師で学校に来る先生の中には、現場で活躍している設計事務所の社長も多いため、私にはとても魅力的な学校なのだ。


香奈は気さくで明るい女の子。
ショートボブがとても似合っていて
笑う時に見える八重歯がとても可愛い。
私とあまり身長が変わらない小柄な子。


他の子達は、少し大人しめな感じだ。
同じクラスの2人も、あまり話すのが得意では無いようだ。

優等生タイプ…なのかな?


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