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お前は俺のxxx
第48章 言葉の意味…
結愛ちゃんから何があったのか話を聞くと、目の当たりにしてしまった颯太の行動にショックを受けていた。
颯太は大事に想っている弟みてぇな奴だ。それは昔も今もずっと変わんねぇ。
あいつが適当に女と遊んでた頃でも、俺は別に何とも思わなかった。
当時の颯太には〝守りたい〟と思うものがまだ無かったからだ。
俺も同じように適当に遊んでいた時期がある。だが大事な女…今の嫁に出逢い、俺の中で気持ちが変わった。
大事な女を悲しませるような事だけはしたくねぇ。
それ以来、俺は半端なことを止めた。
嫁を愛すこと。守ること。
それを誓い今の家族がある。
だから颯太の行動が俺は許せなかった。
結愛ちゃんの携帯が鳴り、颯太からの着信だろうと、俺は許可も得ずに結愛ちゃんの携帯に出た。
電話の向こうでは、息を切らせた颯太の声が聞こえる。
俺は公園に来いとだけ伝えると、電話を切った。