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お前は俺のxxx
第51章 怪しい影…
私は颯太のマンションを後にすると
碧先輩と二人で歩いていた。
『結愛ちゃん。
学校戻んのキツかったら今日はこのまま帰りな?』
「大丈夫です!
なんかスッキリしました‼︎
それに荷物も置きっ放しなので。」
碧先輩は私を気遣ってくれるけど、思っているより心は晴れ晴れとしていた。
そんな私を見て、クスッと笑うと碧先輩はポンポンと頭を撫でる。
『そっか。ツラい時は無理しないで
いつでも俺に言いな?分かった?』
「ありがとうございます♪」
そして、学校へ戻り碧先輩と校舎前で別れると、私は自分のクラスへ戻った。
午前の授業は終わり、
ちょうど昼休憩だった。
そこにはあの日以来…
久々に見る〝 樹 〟の姿があった。