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お前は俺のxxx
第56章 頼れる2人。
放課後ーー
早めにHRが終わり、クラスメイトはそれぞれ帰宅して行く中、私は教室で碧を待っていた。
立花くんの姿は教室の中には見当たらないけど、机にはカバンが置いてある。
碧が来るまでの間、自分の席で課題のプリントを読み返していると、私の前に人影がかかった。
顔を上げると、そこにはクラスメイトの女の子が2人私を見下ろして笑っている。
『藤川さんってさ、彼氏いるのに朝倉くんにまで手を出そうとするのってどうなの?』
「私はそんなことしてないよ。」
冷静に言葉を返すけど、彼女たちには私の言葉は届かない。
『朝倉くん本人から聞いたんだから、嘘ついてもバレバレだよ?』
そう言って嘲笑うと私の手元からプリントを奪い、ビリっと破り捨てた。
『クラスの雰囲気を悪くしといて学祭とか出ないでよね。』
「何でこんな..」
私が言い返そうとした時、
『藤川ちゃんに何してんの?』
教室に戻ってきた立花くんが2人に声をかけると、『な.何もしてないよ。』と慌てて教室から出て行った。