この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
お前は俺のxxx
第57章 彼のギャップ。


マンションの下へ降りると、私に気づいた碧は笑顔で迎えてくれ、その優しい笑顔に私は顔をほころばせる。


碧を見るとホッとして、苦しかった胸の痛みはすぐに消えていった。


「碧!おはよ!」


『おはよ。
今日はサンダルじゃないんだね?』


「昨日は慌ててただけ‼︎
もう‼︎碧の意地悪っ‼︎」


頬っぺたをぷくっと膨らませて、
碧の胸板をポカポカと叩く。

クスクスと笑う碧は私の腕を掴んで阻止すると、そのまま手を繋いで歩き出した。

スラッと長く骨ばった碧の大きな手は、私の手をスッポリと包み込む。


「碧の手、大きいよねー。私の手が子どもみたい。」


繋がれた手を見ながらそう言うと、碧はクスっと笑ってキュッと握ってくれる。


『バスケやってたからね。片手でボールも掴めるよ?だから結愛ちゃんの手も離さないよ。』


私の顔を覗き込みながら優しく笑う碧の表情に、胸がトクンと音を立てた。


「バ.バカ..。私が離さないもん。」


そんな甘い会話をしながら学校へ着くと、碧はインテリア校舎の昇降口まで送ってくれた。


『お昼、教室に迎えに行くから待っててね?また何かあったら心配だからさ。』


「んーん。いいよ!直接ガゼボに行くよ!
教室出る時に電話する♪それなら安心でしょ?」


碧はポンっと頭を撫でると

『必ず電話して?待ってるからね。』

そう言って建築校舎へ歩いて行った。


/610ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ