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揺れる恋 めぐる愛
第8章 羨望と嫉妬
約束の花火大会の日。

私は当然岡田さんと来ると思っていたのに……

待ち合わせ場所には何故か美咲一人で来た。

私を気遣っているんだと思うと申し訳なかった。

でも……

卑屈にならなくてすんだ。


女友達とお出かけ。

この頃主任に連れ出されない限り外出することのなかった私。

同性同士で過ごす時間は新鮮だった。


かといって気の置けない親しい間柄でもない美咲と、

何を話したらいいのかわからない私は、

彼女の話す世間話に相槌を打つだけだった。


花火も終わりに差し掛かった時、あまりしゃべらなかった私に、

気を使ったのだろう……

大きな打ち上げ花火が何発も上がるなか、視線を外さないまま…

「また、どこかに一緒に遊びに行こうね」

と美咲は嬉しそうにつぶやいた。

私も視線を外さないまま、ただ頷いた。


帰り際は花火が終わって一斉に人が帰路につく。

いつもながらのすごい人の波に……

呑まれそうになった。


そんな中私は少し視線の高い所に見たことある後ろ姿を目にした。

主任?だと思う。

その姿に視点を合わせて……

釘付けになった。

自分の目が見開かれるのを感じる。


隣りの美咲は一生懸命人波を掻き分けていて、

私のそんな変化に気づいている様子はなかった。


主任の隣りには……

人込みに埋もれるように背の低い浴衣を着た女の人がいた。
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