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第11章 高校生編＊デート？

「ううん、ただの従兄だから気にしないで」

そうは言っても、あの人の方は佐藤さんのこと女の子として好きだと思う。

「村下さん、今こっちにいるの？」

「あ、うん。○○校に受かったから、こっちで一人暮らししてるの」

「○○校？…カズく…神尾くんも同じ学校だって知ってる？」

佐藤さんの口から神尾の名前を聞き、私の胸はザワついた。