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PINK
第11章 身体を開発

 優希のカメラの腕は確かだ。

 性器をバッチリ写した恥ずかしいアングルもあれば、見えそうで見えない部分をクローズし、決して私だと分からないように工夫を凝らしながらのセクシーショットを撮ったりした。

 これが私?という程の綺麗なセミヌード写真を見せられた時、私は益々エッチで大胆な自分を引き出されていく。

 俯きざまで背中を向ける後ろ姿

 見えそうで見えない私のオッパイ

 シャワーを浴びて、水を弾く肌を背中からお尻の線のギリギリを撮られたり、浴室で立ち上がった姿勢で泡に囲まれ見えそうで見えないアソコの写真をフラッシュの光を浴びながら撮らせたり……

 気分はセクシーグラビアアイドルだ。

 それらを優希がセレクトしてUPした。


 タイトルは【記念日】


UPした途端にPV数が上がり、コメントも上がる。
ファン登録もたちまち増えた。



 優希はその画面を見て満足そうな笑みを浮かべた。




 私はカオスが見てくれるのだと確信の元、また濡れていった。


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