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その瞳に…
第25章 初めての訪問
 「さて・・・」

 大河は壁にかかっている時計で時間を確認する。

 時刻は22:00

 「舞奈。そろそろ寝る?」

 何時もならまだ起きて、色々している時間だが、今日はあれだけの事があったのだから、疲れているだろうと、舞奈に問いかけると、舞奈は少し躊躇った。

 「えっと、まだ眠くないです・・・」

 パジャマの裾を握り、少しもじもじする舞奈に、大河は何かを察したのか、腰を抱き寄せ、口を耳元に寄せる。

 「じゃあ、眠くなるまで何する?」

 低く、意地悪く囁く大河に、舞奈は一瞬で真っ赤になる。

 「あの・・・その・・・」

 長い袖で、口元を隠しながら恥ずかしがる舞奈に、大河はクスリと笑う。

 改めて、今の舞奈の姿を見ると、中々に官能的だった。

 シャツの隙間から見える、形の良い鎖骨と、柔らかい二つの膨らみ。

 裾から伸びる、白くすらりと伸びた足。

 普段自分が着ている服に、舞奈が袖を通すだけで、こんなにもそそられるとは、大河は思わなかった。

 大河は更に腰を引き寄せて、体を密着させると、舞奈の柔らかな胸の感触に違和感を覚えた。

 「もしかして、ノーブラ?」

 そう問いかける大河に、舞奈は顔を赤くして俯く。

 普段お風呂から上がると、ブラをつけない舞奈は、流石に今日は着けようかと思ったが、パジャマが厚手の為、羽織ってみるとそこまで目立たなかったため、そのまま着けずにいた。

 「ふーん・・・」

 大河は、舞奈の首筋に唇を寄せながら、胸を服の上からゆっくりと撫でる。

 「ぁっ――――」

 くすぐったさも混じる大河の愛撫に、舞奈はそでだけで体をゾクゾクと反応させ、胸の小さな蕾が固さを増す。

 大河は、固さを増した蕾を触ることをせず、その周りを優しく最小限の刺激で撫で続けた。

 

 
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