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その瞳に…
第25章 初めての訪問
 「ああ、そう。・・・いや、こっちは大丈夫」

 何の話をしているのだろうか?と思いながら、舞奈はベッドの上に座り、視線だけで大河を送った。

 大河はチラっと舞奈に目配せをし、電話を続けながらクローゼットを開け、中から紙袋を取り出した。

 「そう、なるべく明日中にはなんとかしたい」

 大河は紙袋を床に横に置き、ベッドへ座ると、グイっと舞奈を引っ張る。

 「きゃっ!?」

 突然ひっぱられた舞奈は、驚いて声をあげ、上半身を大河の足に乗せ、お尻を上げた状態で倒れこんだ。

 「いや、なんでもない。・・・そう・・・」

 大河は電話を左手に持ち替え会話を続けながら、紙袋を漁り、取り出した小さめのローターをベッドの上に置く。

 (え・・・?)

 舞奈の方からは、大河が何をしているのかまったく見えず、不安になっていると、スルリをお尻を撫でられる感触がした。

 (ちょ!?)

 まさか、電話中なのにそのまま続けるの?と思い、なんとか体制をずらして大河の顔を見ようとするが、大河は電話を持っている腕を舞奈の背中の上に置き、動けないよう固定していた。

 (あ!?)

 舞奈はビクンと体を反応させる。

 大河の指が、下着の上から割れ目を撫で始めた。

 (や・・・)

 先ほど玄関でしたように、大河は割れ目をゆっくり撫でた後、クリトリスを刺激し始めた。

 「っ・・・」

 ピクピクと体を反応させながらも、舞奈は声を我慢しようと、顔を布団に押し付け耐える。

 「ああ、それを成滝の方にお願したいんだけど」

 大河は、平静を装いながら電話を続け、先ほど出したローターを手に取り、舞奈の下着の横からクリトリスに当たるようにはさむ。

 (え!?ちょっ!!?)

 ヒヤリとした固い感触に、舞奈はそれが何か理解し、何とか大河の顔を見上げると、大河はリモコンを持った手で、シーっとジェスチャーする。

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