この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
その瞳に…
第36章 ~モノローグ6~
 目を覚ますと見慣れぬ天井に、僕は一瞬どこにいるか解らなくなった。

 段々と覚醒する頭で、そこが成滝の家だと思い出すと同時に、居た堪れなくなる程の後悔と羞恥心に襲われる。

 (やってしまった・・・)

 昨夜の行動を思い出した僕は、ほんのりと頭の奥に残る鈍い痛みと共に、眉間に皺を寄せ目を手で覆う。

 (どれくらいぶりにやらかしたんだろう・・・)

 ギシリとベッドを鳴らしながら、上半身を起こし、ゆっくりと昨夜の事を思い出す。

 普段は滅多に飲まない酒は、弱くも無いがそこまで強くも無い。

 そして、酔うと人格が変わる、と言うか昔に戻ってしまう事もあり、いつもそこそこで止めていた。

 けれど、今回はそんな事をまったく気にせず、成滝に注がれるままワインを飲んだお陰で、成滝達には見せたくなかったものを見せ、舞奈にはいつも以上に乱暴にしてしまった気がする。

 (しかも・・・)

 僕の横で、気絶している位深く眠りにつく舞奈を、チラリと横目で見る。

 布団の隙間から見える真っ白いその体には、無数のキスマークと、所々乾いた液体がこびりついている。

 (避妊もせず、何回も舞奈に出してたよな・・・)

 栄子にアフターピルを確認したとは言え、回数は覚えていないが少なくとも3回は確実に中に出したのを覚えている。

 そして、体に残る倦怠感からそれ以上行った事も解る。

 (おかしい・・・こんな絶倫に近い状態なんてあったか・・・?)

 以前なら4回もすればもう打ち止めだった気がするが、ベッドの乱れ具合から見て、リビングで行い、その後ベッドでも体を重ねた事は容易にわかる。

/463ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ