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その瞳に…
第39章 Christmas
 何度か頭の中が痺れる様なキスを交わすと、そっと大河の体が舞奈から離れる。

 「ここだと床が冷たいから、向こうに行こうか」

 体を起こされ、大河が舞奈を抱き上げようとした瞬間、舞奈ははっと意識を取り戻し、それを静止した。

 「あ、あの先生!さ、先に向こうに行っててもらっても良いですか・・・?」

 何故?と不思議そうな表情を浮かべる大河に、舞奈は恥ずかしさでもじもじしてしまう。

 「あの、ちょっと準備が・・・後、シャワー借りても良いですか・・・?」

 余りにも舞奈が恥ずかしがっているので、これは何か楽しい事が待っていそうだと思った大河は、クスリと意地悪な微笑みを浮かべる。

 「良いよ。じゃあ、楽しみに待っているよ」

 軽く舞奈の額にキスを落とし、大河は一人寝室へ向かう。

 パタンと寝室のドアが閉まったのを確認した舞奈は、大河に気がつかれたかな?と思いながらも栄子から貰った紙袋を手に、急いでバスルームへ向かい、準備を始めた。

 サっとシャワーを浴び、栄子から貰った下着をまずつける。

 「やっぱりこれ、恥ずかしすぎる・・・」

 鏡に映るオープンブラとショーツを身に着けた自分を見て、舞奈は恥ずかしさで自分を見ていられなくなる。

 しかも、ブラの色に合わせたガーターベルトを思い切って通販し、初めて身に着けるガーターベルトもえっちさをさらに増していた。

 けれど、これも大河を喜ばせる為だと思い、舞奈はメイド服も身につける。

 「後は・・・これ、どうしよう・・・」

 手にしたネコミミカチューシャとバイブ式のしっぽに、舞奈は身につけるかどうかかなり迷った末、取りあえず着けずに持っていく事に決め、大河の待つ寝室に向かう。

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