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優しい彼の悪魔の顔
第3章 お仕置き
ヴィーン

「んっ、ふあっ…、やあっ…」



部屋にくぐもった機械音とミコの声が響く。



リョーは体をくねらせ、頬を上気させながらもだえるミコを少し離れた場所から眺めていた。


すでに10分は経過しただろうか。
まだまだ軽い準備運動程度のはずが、思っていた以上に反応しているミコにリョーは飽きる様子もなかった。

グラスにあったビールが緩くなっている。
そろそろ次の飲み物に変えないと。

リョーは冷蔵庫へワインを取りに行った。








ワインを飲みながらリョーはもだえるミコの元へ戻った。



「ミコ、どう?そろそろ素直になれる?」

「んんっ、んっ、…お願い、これもう…」

「すごいね、ミコ。乳首にローターあててるだけでそんなによがる子初めてだよ。乳首敏感なの?」

「うん、ん、はあっ、だから、もう…」

「そっか、じゃあちゃんと言って。ミコは乳首にローターをあてられて感じてますって」

「やっ、あんっ」

「ほら、ちゃんと言わないとずーっとこのままだよ。それともこのままがいいの?」

「あっ、やだっ…」

「じゃあちゃんと言って。ああ、素直に言わなかったから追加ね、変態なミコはって。言えるよね?」

「あーっ、やぁっ…」


リョーはミコの体につけられたローターを上からさらに押した。

「あっ、はぁっ、言うから、だからっ」

リョーは答えずにローターを押したり離したりしながら、ワインを飲んでいる。



「あっ、んん…。ん…変態なミコは…乳首に、ローターをあてられて、んっ、感じて、ます…」


ミコは恥ずかしさに顔を背けた。


「んー、いいコだね、ミコ。そんなに気持ちいいんだ?」

「んぁ、、お願い、もう…」

「ん?どうして欲しいの?」

「んっ、これ、外して…」


リョーはにやりと笑った。



「なんで?感じちゃってるのに外したらかわいそうじゃん。
ああ、そうか。そういうことね。他の場所にローターあてて欲しかったんだ。それならそうと言ってくれればいいのに」



リョーは今までで一番の満面の笑みを浮かべた。
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