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甘いキスを永遠に
第13章 元哉どうする
***元哉side***

振り返らずアパートの階段を上がる麻実の後ろ姿は、こんな時もキレイだ。


俺がこんなに女に夢中になったのは久しぶりだ。


あの日クラブで一際クールでセクシーに踊っていた麻実に俺は声を掛けられずにはいられなかった。


麻実が俺を品定めするように、見つめた動物的な目が忘れられない。


あの時麻実に認められたという嬉しさと高揚があった。


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