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甘いキスを永遠に
第26章 寒いから
部屋を出て中庭までブラブラした。


日本庭園は池の周りを紅葉した木々がライトアップされ綺麗でうっとりとする美しさだ。


「日本人で良かった」


「そうだな」


「でもやっぱりちょっと寒い」


丹前は着ていたが少し肌寒かった。


元哉が後ろからそっと抱きしめてくれた。


「俺を着てれば?」


「うん…」


元哉にすっぽり包まれて体中が熱くなった。


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