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溺れる恋は藁をも掴む
第20章 ファイナルアンサー
セックスが終わった後、
アキの腕の中でベッドの中で優しい時間を過ごす。
「玄関開けたらいきなりだから、
ちょっとびっくりした」
「玄関開けたら、無性にしたくなった。
そういう時、俺は我慢しないの」
アキは笑う。
「私も、そうしたかったかも」
裸のまま顔を見合わせて笑った。
「なんかあった?」
「どうして?」
「積極的だから。
今日の華」
「初めてアキに溺れてもいいって思えたから」
「溺れる?」
「うん。
最高の理解者である限り、
絶対、アキに溺れちゃダメだって自分に言い聞かせてた。
溺れたら苦しくなるもん……」
「そうだったのか…」
「私がアキの最高の理解者なら、
それでもいいって思った」
「どうして?」
「決まってるじゃない…
アキが好きだからよ。
アキと繋がっていたいの。
どんな形でもね」
「俺は、最高の理解者というニュアンスが好きなのかもな。
実際、華と出会うまでそういう恋もしてきた」
「そうだったの…」
アキは、私と出会うまでの話を語り出す。
お父さんとの確執があった事や百合さんとの事や莉緒さんとの事。
私は最高の理解者の本当の意味を知った。
アキの腕の中でベッドの中で優しい時間を過ごす。
「玄関開けたらいきなりだから、
ちょっとびっくりした」
「玄関開けたら、無性にしたくなった。
そういう時、俺は我慢しないの」
アキは笑う。
「私も、そうしたかったかも」
裸のまま顔を見合わせて笑った。
「なんかあった?」
「どうして?」
「積極的だから。
今日の華」
「初めてアキに溺れてもいいって思えたから」
「溺れる?」
「うん。
最高の理解者である限り、
絶対、アキに溺れちゃダメだって自分に言い聞かせてた。
溺れたら苦しくなるもん……」
「そうだったのか…」
「私がアキの最高の理解者なら、
それでもいいって思った」
「どうして?」
「決まってるじゃない…
アキが好きだからよ。
アキと繋がっていたいの。
どんな形でもね」
「俺は、最高の理解者というニュアンスが好きなのかもな。
実際、華と出会うまでそういう恋もしてきた」
「そうだったの…」
アキは、私と出会うまでの話を語り出す。
お父さんとの確執があった事や百合さんとの事や莉緒さんとの事。
私は最高の理解者の本当の意味を知った。