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溺れる恋は藁をも掴む
第2章 初めての夜
私の中にアキを感じた。
私の中に上下に動くそのモノは、
優しく動いたり、
時に激しく突いたりを繰り返す。

「あっ‥‥‥‥ん‥‥ア‥‥キ‥‥もう‥‥」

私は一層強く、
アキにしがみつく。

ピチャピチャと卑猥な音を立て、
私の女の部分は、
アキのモノに支配され、
愛液がダラダラと流れ出して太腿を伝う。

恥ずかしい‥‥
こんなに濡れて‥‥

でも、それだけ感じて身体が反応してるんだ。


アキとセックスして、
思ったんだ。




ずっとこうしていたい。
この気持ちいいが欲しいから
裸になるんだ。


恥ずかしいが、
やがて気持ちいいに変わった。

気持ちいいが、
やがて悦びに変わた。

もっとして!の欲が、
セックスの物語を作る。


裸になって、
曝け出して、
淫らな格好になって、
互いの性器を晒して、

繋がった先にある、
快楽ストーリー。



演技はいらない。
ありのままの私でいい。



私が私である為に。






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