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俺の愛した女
第13章 彼女の旦那の存在
みなみは…最初こそ照れていたけど、慣れると遠慮がなかった。

強面な俺に平気で、優しいのに顔が怖いから損しちゃうね。
なーんて言ってたな。

他には何だった?いつも俺を平気でディスってたよな?

悪気はないからいつも笑顔でニコニコと、俺のこと悪口言ってたな?
普段はあまり口数が多くない俺が、スイッチが入ると熱弁したのを嫌な顔しないで聞いてくれたな。
それで、最後には物知りだねって感心してくれたな。

みなみ…桜の木にサクランボができるわけじゃないんだよ?
台風一過って家族じゃないんだよ?

メイク出来たよお待たせって、眉毛がなかったら誰が教えてやるんだよ?
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