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大きな瞳に映るのは
第18章 罪悪感




ブッー ブ ーッ …




私はスマホのバイブ音で目が覚めた。
手探りでスマホを取り画面を見る。



― 宮野 麗 ―



スマホの画面にはその文字が映っている。

一気に現実に引き戻されギョッとする。
そして心臓がチクリと痛くなる。



すると隣から遙が手を伸ばし
私の手の中にあるスマホを取り去った。

そしてその通知に一瞬だけ目をやりスマホを置いた。




どうやら私は快楽の頂点に達した後、
そのまま夢の中に堕ちたらしい。

遙も私も、服を着ずベッドの中にいた。



カーテンの隙間から朝日が差し込み
夜とは違う明るさが部屋を包み込んでいる。



ギシっ …


『 … おはよ。』


遙が私を見ながら小さく微笑む。

綺麗な肌と可愛い表情に照れ臭くなる。


「 … おはよ。」




寝起きのせいなのか昨日の甘い夢のせいなのか、私の身体は熱を帯びている。

シャワーを浴びたくなり、上半身を起こした。


ギュゥ …


『 … どこ行くの。』



小さな子供のように遙が私の身体を抱き締める。



「 シャ … シャワー浴び …

『 やだ。後にして。 』



遙はそう駄々をこねるとグイと私の身体を引き寄せた。



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