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大きな瞳に映るのは
第19章 告白



それも、そうか

もともと私は
恋人同士ではないし
ましてや遙には
麗先輩という恋人がいる


きっとこれから先
これが変わることもない



遙は私を駅まで送り届けると
今日は早く寝ろよ
そう言って私の頭を軽く撫でると
去って行った。


遙の後姿を無言で見届ける


こんなに近くにいるのに
ついこの間にはひとつになっていたのに

遙の背中は遠くなっていく

遙は一度も振り向かない


遙が私に振り向いてくれる
そんな期待をしていたわけではないし
麗先輩との仲を
引き裂きたかったわけでもない

でももしかしたら

もし少しでも遙が私に

少しでも気があったら



そんな風に思ってしまっていた


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