この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大きな瞳に映るのは
第24章 秘密



ちゃぷん… と湯船に浸かる。

こんな始まりをしてしまった恋に
『 良い結末 』なんて
ないんだろうな … と
立ち上る湯気を見ながら考える。


それでも、今自分にとって
一之瀬遙という人間は
とても特別で。

だからもっと知りたいと思って。

だからもっと触れたいと思って。

きっと今手放せば後悔する。

普通に考えてみれば
恋人がいる私たちが
こういう関係に堕ちてしまえば

そんなの普通じゃないことくらいわかってる。
ただのわがままだってこともわかってる。


けれど。もう止められない。
止まらせたくない。
彼との恋を。

少しでも近づきたいという気持ちは
決して嘘じゃないから。


もし誰かにこの関係がバレて
散々なことを言われたって
構わない。


きっと遙も …


そうだと信じたい。



だから私はこの
『 二人だけの秘密 』を
隠し通すと。



そう覚悟を決めた。


/223ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ