この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大きな瞳に映るのは
第25章 勘



「 … な、なんですか? 」

その姿に再び心臓が跳ね
どもりながら答える。

するとタイミングよく
前菜のサラダが運ばれてきた。


『 この後、付き合ってもらってもいいですか? 』

一瞬頭の中にクエスチョンマークが浮かび
え?という表情で奏を見る。

『 行きたいところがあるんです。付き合ってもらいますからね。』

その言葉でやっと理解するが
私の返答も待たずに
彼はいただきますといって
サラダを口に運んだ。


私もハッとして
いただきますと手を合わせて
サラダを口に運ぶ。


奏先輩は、結構Sなところがある人だ。
というかきっとこの人はドSの部類だろう。
けれど優しいときは本当に紳士的で。
そのギャップがたまらなく愛おしかった。


オムライスが運ばれてくると
ここのオムライス、俺一番好きなんですよ
といつもの笑顔を見せてくれる。
きっとこの不意に見せる笑顔にときめく女性は
数多くいるんだろうな、と改めて実感する。


しかし
さっき一度だけ吐いたため息と
これから奏が向かおうとしている行先は
謎のままだった。


/223ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ