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大きな瞳に映るのは
第10章 スポーツ科



― 生徒会室 ―



トントンッ …

「 失礼しまー… 」


蒼真の背中を見送ってから飴を胸ポケットにしまい生徒会室に来た。


「 ありゃ…? 」


しかしいつも居る奏の姿はなかった。

おかしいなー、と思い廊下を見渡す。


奏先輩らしき人物はいない。


( んー? )


頭の中に?を浮かべながらスマホを開くが連絡はない。



( まぁ急ぎじゃないならいっかなー )


そう思い私は帰ることにした。



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