この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
大きな瞳に映るのは
第12章 男と女



『 音夢チャン、どうすんの? 』

「 ど … どうしよう … 」



色々なことが重なりすぎて
冷静に頭が回らない。




『 ウチ、泊めてあげよっか? 』

「 … へっ? いやいやそんな … 」

『 でも帰れないんでショ? いいっていいって~ 』




そういうと彼はグイッと私の腕をつかみ強引に連れて行く。



「 でも本当に、悪いんで … 」

『 こんな夜中にこんな可愛い子うろついてる方が危ないから~ 』





少し陽気に彼は私を連れて行く。

もうなんでもいい。

そう思い、親には友達の家に泊まると連絡を入れた。




グイグイと彼に引っ張られながら彼について行く。

本当に怒られなくてむしろ優しい人でよかった。



『 音夢チャン、彼氏いないの? 』

「 … 居ないです。」



ふと遙の顔が浮かぶ。



『 こんな可愛いのにー!世の男はもったいないねぇ 』

「 … は、はぁ … 」



住宅街に向かうと思いきや彼はなぜか街中を進む。



「 あ … あの、こっちであってるんですか …? 」



この先はホテル街だ。
不安になり彼に問いかける。



『 なに?あってるけど? 』




そう言うとひとつのホテルの前で立ち止まった。


『 ここでいい? 』



悪い予感は的中した。
まさか。そんな。突然出会った人に処女を奪われるなんて御免だ。



「 あっ … やっぱ私、タクシーで… 」

『 は?何ここまでついてきて帰るの? 』



彼の顔が一気に豹変する。

ついてきて、なんて、
お前が強引に引っ張ってきたんだろ、と言いたくなった。






「 いや … そういう気じゃな…

『 もしかして処女? 』


彼がニヤリとして私を見る



グィ …





『 大丈夫だって。優しくするから… 』





彼は私を強引に抱きしめると耳元で呟いた。




/223ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ