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官能小説創作のためのメモ
第9章 あとがき
ノータイムで光る親父の禿げ頭。
肉親に頭を下げられるという人生初の体験。

できればもっとイイハナシダナーって思い出でお墓まで持っていきたかった。こんなのになっちゃったよ! もうちょっと考えてくれよ!(←お前だ)

くっそー。

「貸したカネのことは忘れてくれてもいい」とまで言ったのに。
「カネはちゃんと返すから」と。

昔気質の律儀な親父らしいといえば親父らしいですが。
見習いたいものです。尊敬してますお父さん^^

なんか最近避けられてる気がするのは何故なんだぜ?


あ、すいませんね長々と与太話を。

つまり、何が言いたいかというと、えっと、なんだったっけ。
ああ、そうだ。

あなたが泣いたり笑ったりしていたとき、この国のどこかではそんな家族の情景があった、と。

それは、あなたのお子さんが転んで膝小僧すりむいちゃって、駈け寄ったあなたにイタイノイタイノトンデケーとかしてもらっていたときかもしれない。

だから、そのお子さんが大きくなってから突然やって来て「お母ちゃんこれ読んでどこで濡れたか教えて」とか、そんなことをですね、言ったとしても。

どうか、勘当するとかひっぱたくとか、そんなことはしないで。
ウチのオトンを思い出してもらいたい。できればちょっと髪を多めにして。ロマンスグレーとかまでは望みませんから。

そして優しく抱き締めてあげて欲しい。オトンを。
じゃなくてお子さんを。

……それでもやっぱり断るんでしょうけど。

ああ、そうともさ。
誰だってそーする。俺だってそーする。


結局、同じ想い、同じニーズの仲間が必要なんだということを思い知りましたね。

という経緯でこのサイトに辿り着き、書評活動と相成ったわけです。

お子さんにもそーするといいよって言ってあげましょう。
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