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第1章 甘い誘惑…イチゴ味

ユキは、時計を見る―――…



「はぁ…時間まだまだだよ…」




時間をもて余したユキは、好奇心も手伝ってか―――…



ゲームコーナーに向かった――――…




その場所は…保護者と一緒なら気負うことなく行けるのだが…



一人は…流石に勇気がいる…



だが―――――…入ってしまえば…




大音量の雑音で、雑念が掻き消されていく――――…


ユキは、ドキドキしながらもギラギラした電飾を放つゲームの森に足を進めて行く…



何分かその森を堪能したユキだったが…



冷房が強かったのか……



トイレに行きたくなる――――…




キョロキョロとトイレの掲示板を探し…ユキは、向かった―――――――――…




が…その後ろをついてくるモノがいた――――――…