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第4章 イタズラの代償

「何でお姉ちゃん早いの〜！部活は？」



姉は、ユキがプリプリ怒っているのを無視しながらテレビのチャンネルを変える…



「今、テスト中！！だから、は〜や〜い〜の〜！」



姉は、テレビの画面を見たまま舌を出す！！



「なら…勉強したら？」



「いま、休〜〜〜憩！」



嘘だ…と、思いながらユキは、ランドセルを持ち自室に向かう…



ユキの自室にはエアコンがないため…開けると、もぁっとした空気が体を包む…


「エアコン…ほしいなぁ……
後、テレビと〜オーディオと〜ネット使えるパソコンと〜小さい冷蔵庫！！」



ユキは、部屋を見渡し…理想の間取りとインテリアを想像し――――――…ため息をつく…




「はぁ…この狭さじゃ…無理だよなぁ〜…」



妄想を楽しんだが……あっという間に現実に引き戻される――――――…