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第4章 イタズラの代償

個人学習ノートは、毎朝クラスで回収し…先生がチェックしたのち、帰りのホームルーム中に日直の手で戻される



が、個人学習ノートは皆同じノートをつかっているため…



この様な手違いがよくあった…



毎回、名前を確認していたユキだったが…今日にかぎって…うっかりしていた――…



「マキちゃんのノートだ…」


マキは、ユキの席の後ろの子…


ノートが前後するのはよくある事だから…


マキちゃんがユキのノートを持っているに違いない…



ユキは、時計を見る――…


「――――…マキちゃんの家なら知ってるし…


交換してこよう――――…」




ユキは、手頃な鞄に間違えたノートを入れ…部屋を出た…