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手探りな絶望
第6章 溺愛
そんなこと
まだ・・早いかな・・


歳よりも幼く見えて

深いキスの最中でも
俺に腕をまわさない
冬実を見ていると

やっぱり
躊躇ってしまう
俺がいる



でも


少しくらい


もう少しくらい




愛し合いたい




唇を解放して
少し息の上がった
冬実を
しっかりと抱きしめ

そして俺は
冬実の首筋に
唇を滑らせた



冬実は

黙ったまま。



目を閉じて
唇から伝わる
肌の滑らかさを感じてから
冬実の耳に
唇を移動させると

冬実が
少し体をすくめた



「大丈夫?」



「・・うん・・」



うんって・・

どういう意味?



大丈夫?って
聞いたものの

主語がなかったせいで
冬実のYesの意味が
曖昧になってしまった


もっと
進んでもいいってこと?


耳が…弱いの?







泊まってく?








そんなことを
考えながら

心地いい
冬実の
抱き心地を
味わいながら


俺は
ふと


冬実の
手元に
視線を落とした


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