この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手探りな絶望
第8章 懇願
え?



今日の予定はないって
言ってたよな?


今日は
このまま
俺と一緒に
いられるんじゃ…ねーの?


しかも……何時? 今。



「…あっ…あ、うん」



変な返事をしながら
時計を見ると
まだ朝の6時。



「ごめん…なさい」



いや、いいんだけど
けど何?

この
ちょっと
虚しい感じ。



「いや、俺がごめん
泊まったり…して」



「違うの
ほんとは居て欲しいんだけど

…ちょっと…」



冬実の視線が
一瞬
あの携帯をとらえていた


何か…あったのかな


昨日、何度も電話鳴ってたし…。


俺は
なんだか
急いでこの部屋を
出なきゃいけない気がして

でも

その理由を
冬実には
聞いちゃいけないような
気がして



「ありがとな
気にしなくていいよ

俺、すぐ支度するから」



そう言って
布団をめくった



あっ








なんも

着てなかった


/317ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ