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手探りな絶望
第3章 接近
ま、まぁ…

携帯二台持ってる奴なんて
珍しくない

実際
昔から仲のいい
寺田も二台持ってる。



俺は瞬時に
そう思いなおして
メニューを広げた



「グラタンが美味いんだけど
他のものも
わりとイケるんだ

俺はグラタンにするけど
佐々木さん何にする?」



「私も、グラタンで」



「うん、分かった」


俺はグラタンをマスターに
注文し
自己紹介をはじめた


「俺、藤沢周平って名前で
歳は28。
佐々木さんは?」


「あ、あの、私は
佐々木冬実です。
あの…21歳です。」


「ふゆみって…?」


「季節の冬に
果実の実…です」




「へぇ〜……

ぴったりだね」



「?」



「佐々木さん
色白だから
名前とイメージぴったりだと
思って」



「(笑)よく…言われます」



「やっぱり(笑)」





ホントは
違っていた


冬みたいに
冷たい感じじゃなく
照れたり
はにかんだりして
笑ってるときの佐々木さんは

春のようなイメージだった



ただ



見た目は
確かに雪のように色白で

照れて
ピンクになってる頬が


まるで果実よのうで





もぎたての

みずみずしい
果実のようで…




キメが細かく

薄化粧な
その肌が


まるで
桃のようで…




「お待たせしました〜」





「あ、あ、はい
あ、熱いから
佐々木さん気をつけて」





俺は

つい
見とれてしまっていた


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