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サイドストーリー4
第17章 乙女☆大作戦
経管の先輩3人にお説教されて、奢ってもらって。
店を出てすぐに美咲に電話をした。
何回コールしても出ない電話に
実家暮らしの美咲の家に夜遅くに行くわけにも行かなくて
留守電にメッセージを
明日の朝一に行くと残して、自分の家に帰った。
マンションの前に、いつかのように美咲が待ってて
その姿を見た途端に駆け寄って抱きしめた。
「美咲。ごめん」
「山崎。私もごめんね。仕事だもんね、我慢する」
二人でギュッと抱き合って
なんとなく恥ずかしくなって俺の部屋に入った。
「今さ・・・経管の先輩たちに叱られてきたところ」
「え・・・・?」
「美咲ちゃんを大事にしろ」って
「え?なんて言ってたかもう1回言って?」
「美咲ちゃんと会う時間を自分で作れって」
「え?本当にあの三人がそんなこと言ったの?」
「ああ。俺が悪いって気づかされた」
「きゃぁぁぁぁ~!!!!
私、ツートップに『美咲ちゃん』って呼ばれたのね?」
「・・・・・」
「嘘!すごい!会社では『井上さん』って呼ぶのに。
山崎には『美咲ちゃん』って言うの?」
「・・・・」
「楠さんも、呼んでくれた?ねぇねぇ!」
「・・・・」
「直接聞きたい~!!!!」
本当にうれしそうに、顔を崩してウキウキ興奮している美咲に腹が立つ。
「あのさ。月曜日にあの3人に言う」
「なんて?」
「もう絶対に美咲ちゃんって呼ぶなって」
「ええ~。呼んでほしい~」
「だめ。絶対だめ。美咲ちゃんって呼んでいいのは俺だけ!」
「・・・・将、ヤキモチ?」
上目づかいで、ちょっと恥ずかしそうに、ちょっと意地悪そうに言う。
「悪いか!」
「悪くない。将。大好き!」
そう言って俺に抱きついてキスをした。
END*****
店を出てすぐに美咲に電話をした。
何回コールしても出ない電話に
実家暮らしの美咲の家に夜遅くに行くわけにも行かなくて
留守電にメッセージを
明日の朝一に行くと残して、自分の家に帰った。
マンションの前に、いつかのように美咲が待ってて
その姿を見た途端に駆け寄って抱きしめた。
「美咲。ごめん」
「山崎。私もごめんね。仕事だもんね、我慢する」
二人でギュッと抱き合って
なんとなく恥ずかしくなって俺の部屋に入った。
「今さ・・・経管の先輩たちに叱られてきたところ」
「え・・・・?」
「美咲ちゃんを大事にしろ」って
「え?なんて言ってたかもう1回言って?」
「美咲ちゃんと会う時間を自分で作れって」
「え?本当にあの三人がそんなこと言ったの?」
「ああ。俺が悪いって気づかされた」
「きゃぁぁぁぁ~!!!!
私、ツートップに『美咲ちゃん』って呼ばれたのね?」
「・・・・・」
「嘘!すごい!会社では『井上さん』って呼ぶのに。
山崎には『美咲ちゃん』って言うの?」
「・・・・」
「楠さんも、呼んでくれた?ねぇねぇ!」
「・・・・」
「直接聞きたい~!!!!」
本当にうれしそうに、顔を崩してウキウキ興奮している美咲に腹が立つ。
「あのさ。月曜日にあの3人に言う」
「なんて?」
「もう絶対に美咲ちゃんって呼ぶなって」
「ええ~。呼んでほしい~」
「だめ。絶対だめ。美咲ちゃんって呼んでいいのは俺だけ!」
「・・・・将、ヤキモチ?」
上目づかいで、ちょっと恥ずかしそうに、ちょっと意地悪そうに言う。
「悪いか!」
「悪くない。将。大好き!」
そう言って俺に抱きついてキスをした。
END*****