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第1章 みなみとあっくん。

「みなみ…」

「あっくん…。」

「あの、勇気が言ったこと、気にするな。」

「…。あっくん…。覚えてる？」

「？」

「幼稚園の時──…」


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「みーなみちゃぁーん！」

「あっくん！なぁにー？」

「ちょっときてー」

たたたっ

「…。あっくん？ここは…みなみ入れない。男の子しか入れないんだよー」

「別に、トイレするわけじゃないしいいんじゃないー？」

「んー…いーよ」

「きて！」

キィーっ

「なぁにー？個室には1人づつだよ？」

「みなみちゃん、お洋服脱いで」

「？みなみ、シャツ来てな─…」

「…」

「んっ…。あっくん…ちゅーしないでよぉー。ま、あっくんだからいっか…」

「みなみちゃん、お洋服…」

「仕方ないな…」