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悪夢
第1章 プロローグ
(光司)「冷たかった?ごめんね。」
「あっ、いえ…。ママだ。」

急いで、手を引っ込めた。

¨なんだろう?なんか、ずっと見られてる気がする。¨

ママが、席に着いて、料理を食べながらも、私は、その光司って人の視線を感じていた。

帰りは、自宅まで送って貰った。

「どうだった?」
「ん?どぉって?」

¨ママが、聞きたい事は、わかってる。¨

「同居を先にするんだよね?」
「そうよ。それは、光司さんの提案なの。いきなり、再婚じゃ、あくるちゃんも不安だからって。」
「ふぅん。」

¨気遣っては、いるんだ。¨

「まぁ、いきなり高校生の父親ってのもね(笑)でも、その人、過去に結婚してないの?」
「ううん。してたけど、すれ違いが多くて、離婚したらしいわ。」
「そっか。まぁ、いっかな。でも、私、パパの事、覚えてないなぁ。」
「そりゃ、そうよ。あくるが、産まれて半年で、空に逝ったんだもん。」
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