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第5章 接近してみる？

ーーー車を走らせること、３０分。


ようやく冬馬の自宅に到着。




つか………。




「でかっ!!」


俺は思わず口にそう出していた。



おいおい……とんだお屋敷じゃねえか!!



普通の家じゃねえよコレ!!



「くすっ。さあ案内しよう、ついてきて」



「あ、ああ……」



「そんな驚くことか？」


「そりゃ……一般庶民の俺から見れば、こんな家に住むなんて夢のまた夢だぜ。……冬馬は家族暮らしか？」



「いや？一人暮らしだが？」