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まのめのロイン
第16章 あとがきんぐ 連載第6回

 広げた風呂敷の収集、最初の段階ですね。
 起承転結の「承」に入ったぞと。

 畳むだけではなくて、まだこれから広げる風呂敷もあるのでしょうが、広げるだけでは話進まないですからね。

 風呂敷の畳み方の一つに伏線の回収という手法がありますね。

 ロインは「次の展開を何も考えずに連載する」という作品なので、予め計算した伏線を仕込んでおくというやりかたはできません。

 なので、回収することで、前に書いたことを強引に伏線に仕立てるというやり方がメインになります。

 風呂敷の畳み方って別に伏線の回収だけではないですし、また伏線というものは予め仕込んでおかなくてはならないものでもない。全然フツーのやり方です。

 一般的に「伏線は予め仕込むもの」という思い込みはあるとは思いますが。
 読むだけではなく書く人だったら、「回収することで伏線が出来る」というのは「あるよねー」てなもんではないでしょうか。

 それがメインというのはちょっと特殊かもですが。
 でも、ロインという作品の書き方だとそういうアプローチにならざるを得ない。

 ただ「何も考えていません」と言っても、展開を考えていないだけなので、登場した人物に対して「こういう奴なのかな……」とか、漠然としたイメージは持っているし、それを感じたら、なんか後々伏線になりそうな文章を入れておくとか、そーいうことはしてます。

 まあ、ネット小説なので、伏線なんぞは後から書き足しゃいいんですけどね。
 完結してから読む派に対してはそれでなんの問題もないし、連載追っかけ派にはあとがきで「書いといたから!」って報告しときゃいい(←おい)

 それなんてトンチーマン? とか言われてしまいそうな勢いですが。

 あ、トンチーマンが分からない人は名著「サルでも描けるマンガ教室」を検索してみて下さい。「まのめのロイン」のような作劇手法はこの作品の「とんち番長」なんかと同じです。

 尊敬する相原コージ、竹熊健太郎両先生による「サルまん」。
 愛読書でした。
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