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彼色に染まってく…
第4章 佑貴の過去

佑貴回想中

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中1の頃…



俺は


自分の異常な性癖に
気付いて以来…



毎日



麻由莉を



頭の中で汚していた…





妄想の中で



麻由莉に


エロい虐めを施して




思い切り



麻由莉を鳴かせながら




自慰にふけっていた…






俺の頭の中で



サディスティックな
欲求は



どんどんエスカレート
していって



もっと淫らで


恥ずかしい行為を




麻由莉にさせたい
っていう




はっきりいって





加虐的な欲望の塊に
なっていた。






俺は仲間とのDVD鑑賞会
以外にも




もっと激しい



刺激を求めて…



よく



古本屋でSM雑誌を
立ち読みしてた。




ある日
部活が終わって



いつものように



アダルト雑誌の
コーナーに行くと




同じ中学の制服を着た
女の子が

立ち読みしてて…



しかも広げているのは



SM雑誌で…





俺は



イケナイものを見た
気がして



その場を
去ろうとしたんだ…




『佐久間くん…』



聞き覚えのある声で
名前を呼ばれて


振り向くと


そこには


部活のマネージャーの
綾乃先輩が立っていた




『今日は…
見ないの…?』



『え…?』





『ふふっ


私、佐久間くんが




ここでよく
立ち読みしてるの
見かけるから…』




『あ、綾乃先輩は…



何でこんなとこに…


いるんすか?』




『女の子が…


こういうのに
興味もったら



ダメかな…?』


綾乃先輩は
わりと過激なページを


俺に見せながら言う。



『い、いや…


ダメじゃないっす…



ダメじゃないけど…』




『こういうの…


したことあるの?』



綾乃先輩はそう言って

さっきとは
違うページの写真を

俺に見せてくる。



『な、ないっすよ!』





『じゃあ…



しよっか…?




2人で…』



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