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彼色に染まってく…
第7章 新しい生活
1階で食事をする時


いままで私が佑貴と
キスしてたこととか

私が欲情してたことが


ママに…
バレそうな気がして



ママの顔があまり
見れなかった…



食事が終わると


勉強の続きがあるから

そうママに告げて
2人で部屋に戻った。


ママは、

『やっと麻由莉も
やる気がでてきたのね

ゆっくり、ほどほど
でいいから

毎日続けてくれたら
ママ嬉しいなっ!』

と言って
ジュースとケーキを
持たせてくれた。


ママ…ごめんね…

麻由莉のやる気は
他のことに向いてます


と、心の中で呟いた…




部屋に戻ると


『さっきの復習から
やろうか?

座って?』


と言われ…


また…キスから…?

考えただけで
体が火照っちゃうよ…

と、顔を赤くしながら
座った私に



『まず4問目は、何で
間違ったと思う?』



『へっ??』



本物の勉強だった…



佑貴は、間違った問題
ひとつひとつを

どうして間違ったのか
分析し…


わかりやすい解説と
覚え方のポイントまで

丁寧に教えてくれた。



佑貴は、こう見えて
実は、とても賢い…

成績も、学年で毎回
10位以内に入っている



私はと言えば


得意と不得意の差が
激しすぎて…

得意な科目は3位以内

苦手な科目は、毎回
ワースト20位に入る。



そんなダメダメな私
にも、佑貴の解説は

驚くほど
わかりやすかった。



やっと全部終わると

おやつタイムになり、


勉強からの解放感で

すごい勢いで
ケーキを頬張る私を


佑貴は苦笑しながら
見ていた。


私が食べ終わると

佑貴が言った。



『じゃあ、そろそろ
始めようか…?』


『えっ?』


『お仕置きタイム』


『ま、あっ…佑貴、
まだケーキ残ってるし

あのっ…まだ…』


『俺、ケーキよりも

麻由莉のこと食べたい
んだけど…?』


そう言って佑貴は

私の
口の横についていた

ケーキのクリームを

ペロリと舐めた…



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