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夏の夜の終わりに。。。
第20章 記憶障害
「愁?パパね、本田のおじさんに電話してくるからさ、また穂香守ってくれないか?今、ママは、お薬でボーッとしてるだけなんだよ。ママが、ここにいるのは、愁が、ちゃんとヒーローしてくれたからなんだ。わかるか?」

コクンッ…

愁を残して、看護士に愁の記憶の事を伝えてから、本田刑事に電話した。

(本田)【そっか。思い出したか。じゃ、婦警連れて、今日中にいくから。】

そして、俺は、また穂香がいる病室へ戻っていった。

昼頃になり、本田さんが婦警を一人連れてきて、俺と愁と、別の病室を少し借りて、愁の事情聴衆を始めた。
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