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夏の夜の終わりに。。。
第20章 記憶障害
翌朝、俺は、愁を幼稚園に送り、会社へと行き、仕事の合間に病院へ。

コンコンッ…

「よっ。穂香!少しは、元気になったか?」
(穂香)「あっ、はい。こんにちは。」

俺は、窓を少し開けて、空を見た。

「今日は、屋上まで、散歩しようか?」
(穂香)「はい。」

でも、穂香は、ベッドを降りて、ドアまで歩いていった。

「あれ?車椅子は?」
(穂香)「足は、痛くないので、歩いて行きます。」

心なしか、表情が昨日よりも明るく見えた。
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