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第5章 5.高校生活

―志穂side―

あぁーもぉーバス遅いからーー！
こんなんじゃまた遅刻だ。
最悪っ。

まぁ、良いわ。地元から2時間もかかる。

先生も多めに見てくれるだろう。


岩ちゃんにメールしとこ。

〝岩ちゃんオハー
残念な事にバス激混み〜怒
だから遅れるかもー〟

―送信―


彼氏？って思うかもしれない位の親しさ。


私がメールした相手。

岩渕崇(いわぶち たかし)

体育の教科担。そして生活指導の教員。

私の兄貴の大親友。

小さい頃からよく知ってる。

そんな岩ちゃんが居る高校に入学した。