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オレの女は…
第8章 告白
部屋を出て広場に向かってる途中
誰かが前から歩いて来た。
〝志穂だ!!!〟
「た、鷹島!」
志穂は俺に気付き遠くから
『何?』
だけ返って来た。
「ちょっといい?」
俺は志穂の元へ走って広場に戻った。
何を話せば良いのか、
何から話せば良いのか、
アタマの中がぐちゃぐちゃだった。
『ねぇ?何?』
「あ、ごめんごめん。」
我に返って志穂を見た。
「お前ってさ、か、彼氏とかいんの?」
噛んじまったけど聞けた。
でも答えを聞くのが怖かった。
俺は女かよ…