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オレの女は…
第11章 涙の後に…
―志穂side―
隆介が行ってから部屋に戻る気になれず
歩道に座ってボーーっとしていた。
すると後ろから肩を叩かれ
誰かが横に座った。
〝誰だったっけ?〟
顔と名前があまり一致していなく
泰基だとわかった。
雅美と由香以上に泰基は私の事を
心配してくれていた。
〝何もできねぇけど話位は聞くよ〟
嬉しかった。
誰からも心配されない訳ではないが
辛い時に手を差し延べてくれる
泰基が凄く嬉しいかった。
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