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第13章 夏の思い出に

相談の内容は…

性の事。恥ずかしくてなかなか切り出せず
躊躇していたが、家に上げた意味がなくなる。
そう思い口を開いた。

『エッチて絶対しないとダメなのかな？』

｢は？なした！急に！｣

『まだシた事なくて…
こないだそーゆー感じになったんだけど
私気絶しちゃったみたいで…
そーゆー時って男って引くのかな？』

｢引かないべ？てか何で気絶したの？笑｣

『恥ずかしさの余りなのか
気持ち良さの余りなのか
気付いたらベットに居たんだよねー』

｢馴れなんじゃない？
俺は気絶する女とヤッた事
ねぇーからわかんねぇけど
彼女が気絶したら引くより心配だろ？｣


泰基の言葉が胸に響く。
〝隆介もそう思ってるのかな…〟

―志穂side、end―